ZOZO前澤さんの #dearMoon プロジェクトと英語プレゼンの話。

Space X社が計画する民間初の月周回旅行の最初の搭乗者が、

なんとZOZOの前澤友作社長に決まったということで、

会見がありました。

会見の動画がこちら

youtu.be

予定されている月旅行は、BFRという大型ロケットに乗って、月を周回して地球に帰ってくるというもの。1週間くらいの行程だそうです。

なんと前澤さんはその初回運行ロケットの全席をまるっとお買い上げ。
そこに世界中から選んだ6〜8人のアーティストを無料で招待するそうです。

よっ、太っ腹!

 

参加条件は、地球に帰ってきた後に、作品制作・発表すること。ミュージシャン、写真家、映画監督、画家、彫刻家、ファッションデザイナーなど様々な分野のアーティストが対象だということです。
基本的に前澤さんが好きなアーティストに声をかけると言っていましたが、

誰が乗ることになるんでしょうね。

会見では「連絡するかもしれないけど、ノーって言わないでね〜」と冗談を言って会場を笑わせていましたが……。

 

アーティストと共に月旅行をするプロジェクトは
「 #dearMoon 」と名付けられました。

dearmoon.earth
サイトも、プロジェクト紹介動画も本当にロマンチックで感動的です。

センスの塊ですね……。誰が作ったんだろう。


これまでも月にインスパイアされた芸術作品はたくさんあります。
遠くから眺めていた月を間近で見たときに人は何を感じるのか、

また遠くから地球を眺めたときに人は何を思うのか。
いろいろな作品を通して、私たちもそれを体験できるかと思うと

本当に楽しみです。


ZOZOの企業理念は

"Be Unique, Be Equal"

だそうです。

月旅行にアーティストを連れて行き(Be Unique)、

作品を通してすべての人にその体験をシェアする(Be Equal)。
まさに企業理念を体現してますね。

今回のニュース、

前澤さんが一人で月行きます!(もしくは剛力彩芽と月行きます!)

という内容だったら、

もしかしたらあまり好感を持たれなかったかもしれないですね。

(お金あるんだから、どう使おうと自由じゃんとは思いますが)

でもアーティストを招待するとか、発想が素敵すぎ。

前澤さん、ワクワクさせてくれてありがとうございます。

 

 

 さて、今回の前澤さんの英語スピーチで気になった発言が2つありました。

 

1.  My name is Yusaku Maezawa. You can call me " MZ".

スピーチの冒頭で言っていた言葉です。

「MZって呼んでね!」って言ってました。

これ、意外と大事ですよね……。


イーロンが前澤さんを紹介するとき、ちゃんと名前を言えてませんでした。

”ウサク メザワ!” みたいな感じ。

私の名前は"Kaori"ですが、英語を話す人にとってKaoriって

めちゃくちゃ発音しづらいんですよね。
昔から、一発で聞き取ってもらえたことがありません。
大学の先生には、だいたい「ケオ〜リ」と呼ばれていました。


ホームステイ先で自己紹介したときには

「え?コヨーテ?」

と言われたこともあります。

 

アメリカって、スタバや他のファーストフード店でも間違いを避けるために
注文の時に名前を聞かれるんですよね……。
数年前に仕事でサンフランシスコに行った時に、

名前の聞き取りでごちゃごちゃするのが嫌で、

ずっと”K(Kay?)”って名乗っていました。

 


自分の名前は好きですが、

できるならもっと英語で発音しやすい名前をつけて欲しかった……。
呼びやすく覚えやすい名前かどうかって、

人と仲良くなる上で、本当に大事ですよね。

 


前澤さんも多分同じような苦労をされているので、

英語話者にとって発音しやすいニックネームを

自分でつけたのではないかと思います。

ちなみに、残念ながら最後の質疑応答で、彼を”MZ”と呼んでいる記者は

誰一人おらず、みんなちゃんと「ミスター マエザワ」って言ってました(笑)
でも、前澤さんがこれから世界でもっともっと有名になったら”MZ”の愛称で呼ばれるかもしれませんね。

私も誰かに自分の名前に近いいい感じのニックネームをつけて欲しいなあ。


2.  I was so nervous because my English is poor.

     I hope My English is not too painful to you to listen to.

日本語だと

「英語が下手なので、とても緊張しました。

私の英語がそこまでお聞き苦しくなかったらいいのですが・・・」

という感じでしょうか。

 

いやいや、めっちゃいいプレゼンでしたよ。
堂々としていて。
プロンプターで原稿を読んでいたんだとは思うのですが、
自信を持って心からお話しされている感じがありました。
だから最後のこの一言は、言わなくても良かったかなと思いました。

スピーチの内容も聞いている人にちゃんと伝わっていたと思うし、

会場盛り上がってたし。

いくら払ったのかは言ってませんでしたが

誰にも出せないような金額をポーンと出して、

イーロンに「世界で一番勇敢な男だ」と言わしめた人ですよ。

偉そうにしてていいでしょ。
典型的な日本人的発言はいらないよ〜。

次にもし会見することがあったら、これは言わないでいてほしいな。

 

 

ところで最後の質疑応答で、イーロンがやたら

「危険かもしれない」、「前澤は勇敢だ」って言ってたのがちょっと怖かった……。

確かに、誰もやったことがない宇宙旅行

何があるかわからないし、危険と背中合わせなのは間違いないけど、

そんな言わんでも〜!と思ってしまいました。

Space Xの月周回旅行は2023年に就航予定。

歴史を目にするのを楽しみに待ちたいと思います。

 

 

さてさて、CNNのサイトにも会見のニュースが載っていました。

 

money.cnn.com

 

最後に
「前澤は剛力彩芽という女優と付き合ってるけど、彼女が月旅行に一緒に行くかどうかについてはコメントしていない」

って書いてあったのですが、この一行、ほんとに必要だった?(笑)。


突然ですが、メルカリについて熱く語ります。

東京から札幌に引っ越すにあたって、一番大変だったこと。

それは不用品の処分です。

ものを捨てるのって、思っていた以上に労力とお金がかかります。

捨てるものが大きければ大きいほど大変!!

なのは当たり前。

 

実はもっと厄介なのが

「新しいけどいらない」

ものです。

捨てるには忍びない。

でも周りにあげる人いない。

そんな窮地から私を救ってくれたのが「メルカリ」です(回し者ではありません)

 

これまでもママ友に「メルカリ何でも売れるよ〜。やってみなよ〜。」と

何度も言われていましたが、

梱包材とか用意するのめんどくさいし。

送るのも手間がかかりそうだし。

と思って、ずっと避けてきました。

 

しかし

欲しい人には価値があると思われる新品の物を

ゴミとして捨てるストレスに

私はとても耐えられませんでした!!

 

「捨てるくらいなら、メルカリやる(泣)!!」

 

と一大決心し、Amzonで梱包材をポチり。
(”メルカリ”・”梱包”で検索したら、いろいろ出てきます)

 

最初に恐る恐る売ったのは、

子供用の新品のアロハシャツ。

両親からのハワイ旅行のお土産です。

ごめんなさい。一度も着てないし、これからも着ないです。アロハ。

 そして、球場でもらえる楽天のユニフォーム。

楽天ファンではないですが、なんかめっちゃいっぱいあった)

あとは、子供用のサッカーパンツとか。

 

儲けなんていらない。

マイナスにならなきゃいいよ。

環境保護の精神で私はリサイクルするよ。

という気持ちで、値切りようのない金額で出品したら、

びっくりするくらいすぐ売れました。

 

出品するまでのハードルはものすごく低く、
匿名発送も、郵便局でスマホQRコード

ピッとかざしてラベルを出すだけ。

一回覚えてしまえば、あとは簡単です。

ゴミを出さなくて済む喜び。

買った人に感謝してもらえる喜び。

僅かながらの収入もある喜び。

 

・・・なんでも売りたくなるね。これ。

 

というわけで、いろいろ売りました。

動かない時計まで売りました、はい。

 しまいには、売れるようなキャッチコピーまでつけ始めましたよ、私。

まじなんでも売れる。

 

とはいえ、送るのには郵便局まで出かけなくてはならず

さすがに引っ越し作業も忙しくなってきて、2週間で店じまいしました。

それでも「どうしようこれ……」と思っていたものは、ほとんど売りました。

満足。

 

 

さてさて、私がメルカリの凄さを感じたのはここからです。

とにかく不用品を誰かに届けることだけを考えていたもので、

まったく忘れていたのですが、ある日ふと

 

「あれ?メルカリの売上金どうなってる??」

 

と思い出しました。

 

せっかく売上があるので、なんか買ってみようかな〜と思って

欲しかった本をポチり。

Amazonだと古本の状態がよく分からないし、送料もかかることが多いし

いまいち使いづらいのに対して、

メルカリは写真がついているから、本の状態がわかりやすい!

しかもAmazonに出してる古本屋より安い!

 

売上金をメルカリのポイントに変えて(1ポイント1円)、決済します。

 

やばい。

クレジットカード番号も何も入れずに買い物できる。

めっちゃ楽……。

 

もちろん売上金を銀行口座に振り込んでもらうこともできます。

(1万円以内の振込だと手数料210円がかかります)

 

ただ、メルカリの何がすごいって、ものを売買するサービスなのに

メルカリでものを売り、売上金で買い物する

というサイクルの中にいたら、

銀行口座もクレジットカードも、もちろん現金も何にも関係ない世界で、

経済活動が回ることにあるのではないかと思います。

現金関係ないので、会員登録のタイミングでは銀行口座も何も登録する

必要はありません。

(振込申請する時、売上金のない状態で買い物する時には、何かしらの決済情報が

必要になりますが……)

 

私が出品したものは、ほとんどが頂き物。

タダのものを出品したら、600円という数字になって帰ってきて、

その数字で欲しいものを買ったら、ものが届く…。


ものとものの間にある「お金」って一体何なんだろう、

という不思議な感覚になりました。

お金って、ただの数字なんだね……と思いました。

もちろんどんなネットショッピングでも、
一度決済情報を入れれば、あとは二度三度情報を入力する必要はなく

ポチるだけ済むのですが、

なんだろう、

自分が売ったお金で買っているからなのか、

他の買い物では感じない感覚になりました。


ちなみに、メルカリの売上金には有効期限があります。

寝かしておくと、そのうち没収(?)されます。

没収されないように気をつけなくてはいけませんが、
売買を促すための、非常によく考えられた仕組みです。

 

最近では子どもにメルカリをやらせてみて、

経済の仕組みについて学ばせているという親御さんの話も耳にします。
我が家も是非挑戦したい。
そしてこのメルカリワールドで経済感覚を身につけた子は、間違いなく

お金というものに対して、私たちとまったく違う見方をするのではないかと

思います。


そんなメルカリさんですが、今朝新聞でこんなニュースを見つけました。

「メルカリでものを売った売上金(ポイント)を使って、

メルカリ以外のよその店舗でもスマホ決済ができるようにするよ」

というニュースです。

newstopics.jp

すごい……。

 

どこかで誰かが

「普通、新しいインターネットサービスは、IT系でアンテナの高い人から広がっていくが、メルカリはITに知見のない一般ユーザーから爆発的に広がっていた」

と言っていたのですが、

私の周りでも「スマホよくわかんなくて〜」と言っているママたちが、

メルカリを使い出すのは、ものすごく早かった。

 

メルカリをきっかけに、キャッシュレス社会に火がつく可能性は十分にあるのかなと思います。

これからお金の概念がどんどん変わっていくんだろうなあ。

私が生きている間に、紙幣と硬貨がなくなる日が来るかなあ。




 

 

 

 



大坂選手の " I'm sorry "が、「ごめんなさい」だったことの悲しさよ……。

震災後、電気が復旧してテレビがようやく見られるようになった翌朝に

U.Sオープン女子シングルスの決勝がありました。


U.Sオープンでアガシがなかなか優勝できなかったあの時代を思い出すと、
(すみません。ただのアガシ好きです)

男子と女子のベスト4に日本人選手が入っていて、

しかもグランドスラムを取るなんて、信じられない気持ちです。

大坂選手の素晴らしいプレーに元気をもらいました。
停電中じゃなくてよかったよ、ほんとに。

さてさて、英語のニュースメディアを読んでいると

試合中のセリーナへの警告問題は、色々なところに議論が及んでいます。

私が一番ぎょっとしたのは、この漫画に関するニュースです。

オーストラリアの新聞に掲載されたこの一枚の絵が

大変に人種差別的だとして、SNSで大炎上していました。

www.japantimes.co.jp

炎上理由の一つは、セリーナの描き方。確かにひどい。

そしてもう一つの理由は、上のプレビューだとちょっと見えていないのですが

対戦相手(大坂選手と思われる)が、金髪の白人女性として描かれていることです。

 

英語で”whitewash"という表現があるのですが、

「白人化する」とか「白人に媚びる」といった意味で使われます。

白人ではない大坂選手を白人として表現することで、

セリーナとの対比がより際立ち、間違いなく人種差別的な表現に

なっていると感じました。

白人の選手は審判の言うことを聞いていて、

黒人の選手はヒステリックに怒り狂っているという印象を与えるイラスト。
大坂選手に対しても失礼ですし、ものすごい悪意を感じます。

 

もともとこの漫画家は、人種差別的な表現が多い人みたいです。

描いた本人は、漫画だから多少デフォルメすることもあるし、

大坂選手のことは実際に映像で見た通りに描いたし!と言って、

釈明することも漫画を取り下げることもしませんでした。

(あまりに炎上したせいか、Twitterアカウントは閉鎖したようです)

 

いや、マジでこんな漫画描く必要ないでしょ。

完全に炎上商法。

いろんなことする人がいるものです……。

 

警告を受けた後のセリーナの怒りが、

負けそうになっている焦りからくるものだったのか

不利な待遇を受けているすべての女性選手を代表してのものだったのか

はよくわかりません。

少なからず、セリーナは女子選手と男子選手の扱いが異なることに怒りを感じていると思います。

全仏ではセリーナが着用していたキャットスーツのようなウェアが禁止されました。

セリーナとは別の選手ですが、コート内でポロシャツを着替えた女子選手が警告を受けました。男子選手はコート上で着替えても警告を受けることはないのに……。

 

しかし私は、セリーナの怒りよりもその後の議論よりも何より、

表彰式がブーイングの嵐になった瞬間に、

サンバイザーを目元まで下げて泣いてしまった大坂選手の気持ちが

ずっとずっと気になっていました。

小さい頃からの憧れの選手と対戦し、初めてグランドスラムを制覇したのに、

「みんなセリーナを応援してたのに、こんな風に終わってしまって申し訳ない気持ちです。試合を見てくれてありがとう」

という優勝スピーチ。

彼女は、一体どんな気持ちであの場に立っていたんだろうと、

そればかりが気がかりでした。

表彰式で大坂選手が言った"I'm sorry"という言葉が

「ごめんなさい」だったのか

「残念に思います」だったのか

どう訳すべきだったのかというのも、日本のTwitterでは話題になっていました。

 

彼女の" I'm sorry "がどちらだったのか…。

下のインタビューでは、大坂選手自身がはっきりと

「謝らなければいけないと思った」と話しています。

 

nypost.com
あの"I'm sorry"は「ごめんなさい」だったんですね。
余計に悲しいわ……。


せめてセリーナが「ブーイングをやめて、ナオミを称えましょう」と言ってくれて

よかった。

(ことの発端はセリーナ本人の暴言だったということはちょっと置いておいても)

 

間違いなくこの試合で起きたことは、前代未聞の出来事。

コーチングの問題とか、審判の判定の不明瞭さとか(男子女子によって違うっていうか、審判によってマチマチだからこんなことになるんですよね…)

そういうことが全部解消されて、

優勝選手が表彰式で心からの喜びを表現できる環境を作って欲しいなと思います。

次の大会では大坂選手のCuteな優勝スピーチが聞けることを祈って。

 

 




 

 

 

 

 

備蓄は心を救うよ、という話。北海道胆振東部地震を体験して 

まず、今回の北海道胆振東部地震で被害に遭われた皆様に

心からお見舞い申し上げます。
また関西には台風21号の影響で、いまだに大変な生活を送られている方にも

お見舞い申し上げます。

本当に大変な毎日だと思います。
1日も早く日常が戻ってくることを、切に願っております。

さて東京から札幌に移住して1ヶ月弱。

まさか、この地で自分が大きな震災にあうとは思いませんでした。

 

札幌に引っ越してきて驚いたことの一つが、小学校に防災頭巾がないということでした。お友達になったママに「札幌は地震がないから、避難訓練も少ない」という話を聞いたばかりだったのに、まさかこんなに大きな地震がやってくるとは……。

 

 人はいつ災害にあうかわからないな、と改めて痛感しました。

私が住んでいるところは、結局地震発生後から41時間にわたって停電が続きました。

その中で感じたことが「備蓄は心を救う」ということでした。

私は東京で東日本大震災を経験しています。
幸い地震による怪我などはありませんでしたが、

あの時の恐怖と、その後の物不足による焦燥感は、今も忘れることができません。
道行く人が、大量のティッシュペーパーやトイレットペーパーを自転車に積んで
険しい表情で走り去っていくのを、なんだか悲しい気持ちで見つめていました。

その思いを再び味わうことが嫌で、日頃から割と備蓄には気をつけていました。


今回、再び大きな震災を経験し、準備をしておいてよかったなと心から思いました。
停電が丸2日続くのは、若干想定外でしたが、それでも「なんとかなる」と思いながら

過ごすことができました。


余震がある、暗くなると何も見えない、充電が切れるかもしれない、ネットに繋がらない、水と食料が足りなくなるかもしれない。

震災直後は、本当に不安なことしかありません。

この状況で「家にあるもので、なんとかなる」と思えたことは、

自分の中で大きな救いでした。

非常食などは賞味期限がありますし、安くはないので、

たくさん買うのがもったいないな、という気持ちになるかもしれません。

それもとてもよくわかります。

 

でも、実際に使わなかったとしても、

備蓄があることがこれだけ心の支えになってくれるのであれば、

それだけで投資した価値はあるのではないかと思っています。



本当に幸運なことに、今回の地震では家にい続けることができ、

停電中も水は出続けていました。

被災状況によって必要なものは変わると思いますが、

今回の状況で役に立ったものについてまとめてみました。

●あってよかったもの

・廊下の非常灯
マンションにもともと付いていて、ただの人感ライトだと思っていたら非常灯でした。停電と同時に明かりがつく仕組みになっているらしく、揺れている間に明かりがつきました。真っ暗だったら、もっとパニックだったと思うので、本当に助かりました。調べたら普通に電気屋さんに売ってるみたいです。これはオススメ。

・電池式ラジオ
単三電池2本でほぼ2日間つけっぱなしでしたが、電池を入れ替えずにいけました。テレビが全く見られず、スマホの通信状態もとても悪かったので、ラジオが情報源でした。
音があるだけで安心感がありました。無音でスマホもつながらなかったら、もっとしんどかったと思います。ラジオって素晴らしい。

・モバイルバッテリー
あればあるほど安心です。途中でスマホが完全に圏外になったので、もう別に充電切れてもいいや、というやけっぱちな気持ちになっていましたが、モバイルバッテリーはあって損はないです。
我が家には超デカいモバイルバッテリーがありましたが、なんとそのバッテリーにちゃんと充電していなかったという…。それでも小さいものを多めに持っていたので、助かりました。

 

・懐中電灯(ランタン型)
一人に1個あると安心です。机に置けるランタン型が便利です。

 

・電池
これもあればあるほど安心です。日頃のこまめな買い足しが大事な気がします。

 

・カセットコンロ&ご飯が炊ける鍋
ガスが3本しかなく心配でしたが、2日で1本使い切る感じでした。買い足したいけど、今はもう近くには売ってないかな…。落ち着いたら買い足しておこうと思います。

我が家には炊飯用の土鍋があり、時々土鍋でご飯を炊いていました。何も見なくても炊けるようになっていたので、ご飯は美味しく食べられました。炊き方を調べたくてもネットに繋がらないので、練習しておくか事前にメモしておくといいと思います。

 

・折りたたみの給水タンク
我が家には20ℓのものが2つありました。結局断水しませんでしたが、断水するかもという話があったので初めて出動させました。あるとないとでは、安心感が違ったと思います。給水所も給水袋がすぐ在庫切れになっていたようです。

 

●なくて残念だったもの

・クーラーボックス&保冷剤
クーラーボックスは地下の倉庫にしまいこんでいて、取りに行けず、使えませんでした。保冷剤も引越しの時にほぼ全部処分してしまって大きいの1つしかなく…。
これがあれば、冷凍庫や冷蔵庫のものを無駄にせずに済んだと思います。

蒸し暑かったので、子供達は冷たいものを飲みたがっていました。

 

●使わなかったもの
私はビビりなので、4人家族が3日間過ごせるだけの非常用飲料水と非常食を用意していました。
今回はきれいな水が出続けていて、冷蔵庫のものを調理できたので、非常用の水と食料には手をつけませんでした。
でもこれもあるとなしでは、安心感が全然違ったと思います。

 

 ●その他

・通信について
地震直後の早朝はサクサクつながりましたが、徐々に繋がりにくくなり、地震当日の日中から停電復旧の直前までほとんど使い物になりませんでした。SNSにつながるのもすごく時間がかかりました。
LINEは通知はくるけど、メッセージはダウンロードできず。やっと受信できても送信はできない状態でした。
LINEよりもFacebook Messengerの方が、まだつながりやすかった印象です。
夫の話では、ショートメッセージが一番サクサク繋がったみたいです。

 

今回、東京の友人からたくさん連絡をもらいました。
連絡は本当にありがたかったのですが、受信・返信をすることで

バッテリーがどんんどん消耗されるのが不安でした。
Twitterを見ていたら、LINEのアイコンやステータスメッセージのところに

「無事です。スマホの電池節約中のため、機内モードにしています。

何かあったらこちらから連絡します。」

というメッセージをつけるといい、というアイデアがありました。

次はそうしようかと思います。

ちなみに電話は着信しますが、通話できませんでした。
息子のキッズ携帯では普通に通話できました。
ガラケー、素晴らしい。

 

・子供達の様子
幸いなことに近くに公園があり、普段と同じように外遊びができたので、

子ども達はリラックスして過ごせたと思います。
それでも後半はイライラしていました。
外遊びができない状況だったら、子供達の過ごし方にも

もっと気を遣わなくてはいけなかったと思います。
子供がイライラすると親もイライラするので、次に何かあった時に備えて、室内で心穏やかに過ごす方法をちょっと考えておいたほうがいいかなと思っています。

 

 

 まだ札幌は日常には戻っていません。
お店に物はなく、ガソリンも不足しているようです。

そして道内にはもっと大変な状況にある方が

たくさんいらっしゃいます。

被災された多くの方に思いを馳せ、一日も早い復興を祈り

節電に気をつけて、慎ましく生活したいと思います。

そして、是非家に防災グッズを用意されていない方、備蓄のない方には、

準備をすることを、心からお薦めしたいです。

 

  ※追記 ①※
道内に住む知人の話によると、やはり今回備蓄の少ない方は、心細かったようです。
必要なものを手に入れるべく店に並ぶ→長時間拘束→品薄で思ったものが買えない→すぐ底をつく→買い物にいかざるを得ないの悪循環に陥ってしまったようです。
確かに震災直後は、お店はどこも長蛇の列。

何時間も並んで、欲しいものが手に入らなかったら本当にきついと思います。

追記 ②※
スイッチで流す、タンクレス、などの最新型トイレのお家は、

停電だとトイレの水が流せなかったと言っていました(断水していなくても)。
おそらく停電時の対応方法はあるとは思うのですが、知らないと大変です。
確認しておくと良いかもしれません。

追記 ③※
震災直後の連絡について。

もし遠くにいる友人が震災にあったら、とても心配だと思います。
すぐに連絡を取りたいと思います。
今回いろんな方が連絡をくれてとても嬉しかったし、ありがたかったのですが、

一方で停電や通信の問題があると、正直、対応が難しいところもあります。

「連絡をしない」という配慮も嬉しいものです。
昨日、東京の友人が「震災直後は本当に必要な人と連絡を取るべきだと思ったので

連絡を控えました。でも心配していたよ」というメッセージをくれました。
停電復旧のニュースの後、また災害から数日経った頃に連絡をくれる気遣いが

とてもありがたかったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少年野球と私 −監督がサインを出さない野球はありなのか、なしなのか−

日大アメフト部の選手の会見で、印象的な言葉がありました。

 


記者「まだお若くて、これから先の人生も長いと思うのですが、今回の件で一番ご自身として勉強になったことは?」


選手「少し考えれば、自分がやったことは間違ってるというのを前もって判断できたと思うので、そういうふうに自分の意識を強く持つことが、今後重要だと思いました」

 

 

 

私は日頃から、かなりいろいろなスポーツを見るのですが、

アメフトだけはちゃんと見たことがなくて、ルールも全然わかりません。

ただ戦略がとても重要なスポーツで、選手は動きについて細かく指示されているという印象があります。

アメフトほどではないかもしれませんが、野球も監督の指示に従って選手が動くという印象があるかもしれません。


こんな記事を見つけました。

www.asahi.com

 

 少年野球にもサインはあります。
初めて少年野球を見たとき、子ども達がバッターボックスで必ず手を挙げるので

何をしているのかと思ったら、

「サインください」、「サイン見てますよ」

の合図でした。

 

次男の低学年チームはとても可愛くて、サインも

「一球待て」

「思い切って打て」

くらいしかないようです。

多分、「思い切って打て」のサインばかり出ていると思います(笑)。

 

長男の高学年チームは、本当に珍しいのですが

監督はサインを出しません。

 

練習中は、どんな時にどう動くべきなのかということは

みっちりやります。

というか、練習中も一方的に動きを指示するというよりは選手に、

「今、なんでそういう風に動いたの?」と聞き、

それが納得できるものであれば、「それでいいんだよ」

ちょっと違っていたら、理由とともに、どう動いた方が良いのかを

説明しています。

 

そして試合では、すべて子ども達が自分で考えてプレーします。


試合中、監督はフォームについてのアドバイス

励ましの声はかけます。

でも状況判断はすべて子ども達に任せています。

これまでいろいろなチームと対戦してきましたが、

サインを出していないチームはひとつもありませんでした。

 

もちろん小学生の頭なので、判断力はしれたものです。

「勝つ」ことを考えたら、

大人がサインを出す方がずっと楽です。

でも長男のチームの監督は、自分が勝ちたい人ではありません。

「子どもが『どうしても勝ちたいから、サインプレーをしたい。監督にサインを出して欲しい』といってきたら、サインの練習するけど、子ども達が自分の判断でプレーする方が楽しいのであれば、サインなんていらない」

という感じです。

 

いろんな考え方のコーチ、保護者がいると思いますが

私はこの監督の考え方にすごく共感します。

 

試合という緊張感ある中で、自ら即時に何かを判断して行動する、

仲間同士でお互いに指示し合いながら動く、

という経験は、スポーツでしか体験できません。

子どもにとって、スポーツは主体性、自ら考える力を伸ばすのに

絶好のチャンスだと思うのです。

 

そしてそれは、結果よりもずっと大切なもののように思うのです。

とくに小学生の間は。

 

今回の日大アメフト部の事件を見ていると、

選手は、監督・コーチの強権によって

考える力、判断力を完全に奪われてしまっているように感じます。

とても残念です。

 

本当はアメフトだって、野球だって、選手たちが自分で考えて動くスポーツだと思うんですけどね……。

 

正直、うちのチームは弱いです。

でも、私は監督がサインを出さない野球もありだと思います。

 

 

ちなみに最近、

子どもたちが「サインをやってみよう」という気持ちになり

サインプレーの練習を始めたようなのですが、

練習試合でいざ監督がサインを出したら、子どもたち全然理解できず

バッターボックスで時間をかけすぎて審判に注意されるというオチがついております。

 

頑張れ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日大アメフト部会見から考える、子ども同士の人間関係におけるリスク管理

日大アメフト部幹部・日大幹部の動きから目が離せません。

昨日の内田氏と井上氏の緊急会見もずっと見ていましたが、

ここまで来ても、彼らは問題の本質が何なのかをまったく理解していないんだろうなという印象を受けました。


日大に危機管理学部があることから、

報道では「危機管理・リスク管理」という言葉が盛んに出てきています。
日大の対応は、常識では考えられないほど酷いものですが、

今回のことは他人事として考えるのではなく、

きちんと自分の日常に置き換えて考える必要があるだろうな、と思っています。

 

なぜなら、社会生活を営んでいる以上、ことの大小はどうあれ、

いろいろなトラブルに巻き込まれる、また当事者になってしまう可能性は

ゼロではないからです。

それをリスク管理と呼ぶべきなのかどうかはわかりませんが、

日常の小さな人間関係においても、無用なトラブルを避けるという意味で

リスク管理はしておいた方がいいに決まっています。

 


大学時代に、「企業広報論」という授業を受けたことがあります。
講師は当時プラップジャパンというPR会社の副社長を務められていた

杉田敏先生でした。

杉田先生は、ソニーの出井さんなどのコミュニケーションコンサルタントをされていた方。出井さんには立ち方、話し方からネクタイの選び方まで、すべてコンサルティングしていたそうです(そういえば、日大内田氏のピンク色のネクタイも物議を醸していましたね……)

 

杉田先生の言葉で、ずっと心に残り続けている言葉が2つあります。

それは

・第一印象が良ければ、それが下がることはほとんどない。でも第一印象が悪ければ、それが上がることもない。

 

・見た目はとても大事。年を取ると自分がみすぼらしくなるから、良いものを身につけないといけない。

というものです。

 

2つ目はまあいいとして、1つ目の「第一印象が良ければ、それが下がることはほとんどない。でも第一印象が悪ければ、それが上がることもない」というのは、まさに今回の日大の対応そのものではないかと思います。

起きてしまった事件の内容は変えられないとしても、その後の対応によっては

日大アメフト部は社会に良い印象を与えるチャンスはあったと思います。
でも、すべてが後手後手で自己保身に走っている印象を多くの人にガッツリ与えてしまった今、アメフト部のみならず、大学全体のイメージを上げていくことはもう無理なのではないでしょうか。
(会見の司会者によると「日大のブランドは地に落ちていない!!」そうですが……)

 

リスク管理についてちゃんと学んだことはありませんが、

関学アメフト部ディレクター・監督の会見、関学選手のお父様の会見、日大選手と代理人弁護士の会見、会場となった記者クラブの対応、それから内田氏・井上氏の会見と司会者の発言、すべてを見てきて思うのは、

リスク管理のベースにあるものって、結局は「人の気持ちに対する想像力をどれだけ働かせられるか」に尽きるのではないかということです。

 

純化しすぎかもしれませんが、でも、これがトラブルを避けるため、もしくはトラブル後に良い対応をするために、一番必要なことのような気がしています。

 

関学サイドの会見、そして日大選手の会見は、様々な立場の人に配慮し、人の気持ちに対する想像力を細かいところまで働かせたことで、世間を味方につけました。

一方、日大内田氏・井上氏、そして広報部のおじさんは内田氏の身だけを守る姿勢を全面に打ち出すことで、最悪の印象を世の中に与えてしまいました。

 

 

人は誰しも、自分を良く見せたいという気持ち、自分が正しいという気持ちを

持っています。

もちろん子どもにもそういう気持ちはあります。
トラブルを避けるために、その気持ちをすべて抑え込まなくてはいけない、

とは思いません。

 

言いたいことは言えばいい。

でもそこにもちょっとしたテクニックがあり、それを理解しているかどうかでその先が大きく変わるということは、子どもが小学校中学年くらいになったら教えてもいいのかな、と思います。

 

そしてトラブルがあった時にも、「どっちが良い・悪い」で済ませるのではなく、

自分が正しいと思っていることが、必ずしも相手にとっても正しいことだとは限らない、

そんなつもりはなくても、もしかしたら自分の発言や態度が相手にとっては不快なものだったかもしれない、

相手の伝えたいことを、自分が正しく受け取っていないのかもしれない 

と、少し角度を変えたところから相手の気持ちに思いを巡らせる時間を持つことが大切なのではないかと思いました。

 

 

 

今回の事件は、今後いろいろなところに影響が及んでいくと思います。
関学選手・日大選手のお父様達の素晴らしい対応がなければ

日大の選手達はもっと最悪な状況に追い込まれていたかもしれません。

 

世の中には良い人ばかりではないこと、

自分だけでは対処しきれないことに巻き込まれたらどうするのか、

そんなことについても

子ども達と話をしてみたいと思っています。 

 

 

 

 

 

 

少年野球と私 −日大アメフト部問題と「勝つ」こと−

連日報道されている日大アメフト部の問題。


被害者・加害者となってしまった学生たちはもちろん、

両方のご両親は、どれだけ辛く悔しい思いをしているだろうか……。

スポーツをする息子を持つ親としては、

ご両親の気持ちを想像するだけで、いたたまれない気持ちになります。



スポーツの指導がどうあるべきなのか、

息子が少年野球を始めてから、いろいろと考えさせられています。

スポーツだから勝つことも大事。

苦労を乗り越えて勝つ喜びは、スポーツならではの体験です。

でも勝つこと「だけ」を大事にしてしまうと、今回のようなことが起きてしまう。

すごく難しいなと思いす。

 

以前、息子の少年野球チームのコーチが

「勝ちを目指さない野球なんて意味がない。茶番だ」

と話しているのを耳にしました。


もちろん勝ちを目指すことは大切です。

でも特に少年野球のように、小さい子どものスポーツでは、

結果なんてどうでもいいんじゃないかな、と思うのです。

 

 

 

 

この2つのTweet、すごく響きました。

 

少年野球の試合を見ていると

大人が一番勝ちたがっちゃってんじゃないの?

と突っ込みを入れたくなることがあります。


大人が勝ちたがると、

・エラーや三振をすると、見ている大人が「あ〜」とため息をつく

・ボール球を振ると「なんで振るんだよ!」と言う

・相手ピッチャーがストライク入らないとわかったら、ひたすら「待て」のサインを出す

ということが起こります。

エラーは、ボールを取りに行こうとしなければ起こりません。

三振は、バットを振らなければ起こりません(見逃し三振もありますが)。
でも、打席にただ立つことだって、すごく勇気のいることなのです。

 

自分の頭で考えて起こしたアクションを、大人が「失敗」認定してしまうと

子どもはとてもチャレンジしづらくなります。

勝つことが一番大切でなければ、

子どもの立ち向かう気持ちを何よりも大切にするのであれば、

エラーだって「ナイストライ!」になりますし

三振に対しても

「よく振った!」、「今回は見逃しちゃったけど、次は振ってみよう!」

と言えます。

 

エラーも三振も、全然失敗ではないのです。

 

子どものスポーツって、そうあるべきなんじゃないかと思います。
やってみようという勇気
自分の頭で考える力

を育てられる最高のチャンスを、

大人の一言で潰してはいけないと思うのです。


私も、息子がスポーツを始めたばかりの時は

「勝つ」ために応援していました。

だから、子どもたちの失敗でため息もついたし、

なんならプレーについて息子に文句も言っていました。

 

でも、そんなことをしていたら

息子が全然楽しくなさそうになってしまって……。

失敗したことは、子ども自身が一番よくわかっていて、

一番悔しい思いをしているはず。

そこに大人が何かをたたみ掛けることが、良い結果につながるわけがありません。

 

大人にできることは、

励まし、気持ちを切り替えさせ、

失敗を乗り越える気持ちを持たせること。



私の考え方がそんな風に変わったのは、

長男のチームの監督が、結果をまったく気にしない人だからです。


そんなんで強くなるの?と思っている保護者もいるかもしれません。

でも私は「強くならなくてもいいんじゃない?」とすら思います。
子どもたちは、まだまだ先が長い。
今がピークである必要は、全然ないのです。

どんなに些細なことでも、
やればできる、

挑戦すればいいことがある、

そんな小さな小さな成功体験を、いくつも積み重ねていくことが
子どもがスポーツをやる一番の意義なのではないかと思うのです。